2024年10月21日
皆さんこんにちは、青森古川校の 大坂 です。
今日は高校入試でも出題されがちな立体を斜めに切った時にできる図形(断頭〇〇柱という)の体積について
裏技をお知らせします。
上の断頭四角柱の体積Vは底面積をSとした際、次の公式が成り立ちます。
V = S ×(a + b + c + d)÷ 4
(a + b + c + d)÷ 4 は高さの平均を出している式となります。
つまり体積は
(底面積) × (高さの平均) で出すことができます。
この公式使って下の立体の体積を求めてみましょう。
解)
V = 20 × (10 + 4 + 6 + 12) ÷ 4
= 160
よって 160 cm3
となります。
この公式の良い所は
底面が四角形でなくても(三角形や円)、
1辺の高さに0が含まれても使えるところです。
例)
底面積が10cm2、高さがそれぞれ3cm,4cm,5cmの断頭三角柱の体積Vは
V = 10 × (3 + 4 + 5) ÷ 3
= 40 cm3
底面積が16πcm2、高さが一番低い所が5cm、高い所が9cmである断頭円柱の体積Vは
V = 16π × (5 + 9) ÷ 2
= 112π cm3
底面積が10cm2、高さがそれぞれ0cm,4cm,10cm,6cmの断頭四角柱の体積Vは
V = 10 × (0 + 4 + 10 + 6) ÷ 4
= 50 cm3
となります。
この公式を覚えておけば5分かかるところを1分で解くことが出来るようになります。
いつでも使えるようにしておきましょう。
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