2024年10月24日
皆さんこんにちは、青森県家庭教師協会・青森事務局、KATEKYO学院 青森古川校 の 大坂 です。
今日は素因数分解をする際に覚えておくと便利な倍数判定法をお知らせいたします。
ある自然数Nについて
①2の倍数である
②3の倍数である
③4の倍数である
④5の倍数である
⑤6の倍数である
⑥8の倍数である
⑦9の倍数である
⑧10の倍数である
⑨11の倍数である
それぞれの見分け方をお知らせしたいと思います。
ちなみに7の倍数についてはあるにはあるようですが、
あまり現実的ではないので実際に割った方が良い気がしますので
今回は割愛いたします。
本日は①~④と⑦について書きたいと思います。
①2の倍数である
については簡単に判別できます。Nが偶数であれば2の倍数です。
つまり、Nの一の位の数字が0,2,4,6,8のいずれかであれば2の倍数です。
例)
112 → 一の位が「2」 → Nは偶数(=2の倍数)。
1013 → 一の位が「3」 → Nは奇数(=2の倍数でない)。
②3の倍数である
Nの各桁の数字を足し、それが3の倍数であればNは3の倍数です。
例)
112 → 1+1+2=4 → 4は3の倍数でない(=112は3の倍数でない)
1101 → 1+1+0+1=3 → 3は3の倍数(=1101は3の倍数)
③4の倍数である
Nの下2桁(十の位まで)だけを見てそれが4で割れるなら4の倍数です。
例)
1936 → 下2桁は「36」 → 36は4で割れる(=1936は4の倍数)
32522 → 下2桁は「22」 → 22は4で割り切れない(=32522は4の倍数でない)
④5の倍数である
Nの一の位が0か5なら5の倍数です。
例)
10015 → 一の位「5」なので5の倍数
1234 → 一の位「4」なので5の倍数でない
⑦9の倍数である
3の倍数の時と同じ計算(それぞれの位の数字を足す)をし、それが9の倍数になったらNは9の倍数です
例)
123456789 → 1+2+3+4+5+6+7+8+9=45 → 45は9の倍数(=123456789は9の倍数)
5278 → 5+2+7+8=22 → 22は9の倍数でない(=5278は9の倍数でない)
いかがだったでしょうか?
証明については省きましたが、知っていれば素因数分解が必要なときに大分時間が省略できると思います。
続きはまた明日!
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