KATEKYOグループ since1980 KATEKYO学院 青森KATEKYOグループ since1980 KATEKYO学院 青森

  • 0120-00-11110120-00-1111
  • メール

完全1対1の個別指導塾 十和田校 完全1対1の個別指導塾 十和田校

カテキヨースタッフより!

2025年4月22日

【コメ価格高騰の理由と、私たちの食卓への影響】

こんにちは!KATEKYO学院十和田校の熊澤です。

最近、お米の値段が上がっているというニュースを聞きました。
なんと、5kgあたり4000円に迫る勢いで、これまでより1.9倍もの価格になっているとか。

「え、ちょっと待って…お米ってこんなに高かったっけ?」

そう思った方も多いのではないでしょうか?
かくいう僕も、「家計に優しい主食」だったお米が、どんどん高級品になっていくのを見て驚いています。

今回は、
✅ なぜお米の価格が上がっているのか?
✅ この影響で私たちの生活はどう変わるのか?
✅ そして、今後どうなっていくのか?

この3つのポイントを、熊澤目線で解説していきます!



1. なぜお米の価格が上がっているのか?

「お米の値段が上がる理由って?」と考えたとき、僕の頭に真っ先に浮かんだのは「天候不順」でした。
でも調べてみると、それだけじゃないんですね。
大きな理由は以下の3つ。

📌 ① 需要と供給のバランスの変化

日本ではここ数年、食の多様化が進み、お米の消費量が減少していました。
「昔に比べて、朝はパン、昼はパスタ、夜は丼もの」といった具合に、炭水化物の選択肢が広がったからです。

しかし、最近になって観光業の回復や外食産業の復活で、お米の需要が再び増加。
「食べる人が増えたけど、生産量は増えていない」
こうなると、価格は自然と上がっていくんですね。

これ、中学校の社会(公民)で学ぶ「需要と供給の関係」にピッタリ当てはまる現象です!

📌 ② 円安の影響

円安って、実はお米にも関係あるんですよ。
「お米は日本産だから、外国の影響は関係ないのでは?」と思うかもしれませんが、そうではありません。

農家が使う 肥料・燃料・農機具 の多くは、海外からの輸入品。
円安になると、これらのコストが上昇し、「お米の生産コスト」も跳ね上がるのです。

✅ 輸入コスト増 → 農家の負担増 → お米の価格上昇

これは、高校の「政治・経済」でも学ぶポイントですね!
学校の授業で習ったことが、こうやって実際のニュースと結びつくと面白いですね!

📌 ③ 天候不順と自然災害

そしてやっぱりこれ、「異常気象」の影響も大きいです。
猛暑、台風、大雨…最近、天気が荒れまくっていますよね。

去年の猛暑の影響で、一部の産地ではお米の品質や収穫量に大きな影響が出ました。
例えば、高温が続くと「米の粒が小さくなる」ことがあり、それだけで市場価値が下がってしまうことも。

この問題は、中学理科の「気象と気候」や、高校地理の「農業と環境問題」とも関連していますね。



2. お米の価格高騰が私たちの生活に与える影響

「お米が高くなると、具体的にどんな影響があるの?」

そう考えると、僕たちの食卓やお店のメニューにも変化が出てきそうですね。

🏠 家庭の影響
•お米の購入コストが上がる
•お弁当やおにぎりの値段が高くなる
•「大盛り無料!」が消えるかも…!?

「ご飯おかわり自由」だった定食屋さんが、こっそり「+50円」になっていたり…。
僕たちの食生活にもじわじわと影響が出てきそうです。

🏬 小売・飲食業の影響
•飲食店がライスの量を減らす可能性
•「食べ放題」のお店の価格が上昇するかも

たとえば、牛丼チェーンの「ご飯特盛無料サービス」がなくなる…なんてこともあり得ますね。
(学生にとってはかなりの痛手!?)

🇯🇵 日本の農業への影響
•農家にとっては「価格上昇=利益増」になるが…
•価格が上がりすぎると「米離れ」が進むリスク

農家にとっては、お米の価格が上がるのは一見良いことに思えます。
でも、値段が高くなりすぎると「もうお米買うのやめよう」となる人が増えてしまう可能性もあります。



3. 今後の見通しと私たちにできること

政府はこの価格高騰を抑えるために、「備蓄米の放出」を決定しました。
備蓄米とは、政府が緊急時のために保管しているお米。
今回は約21万トンが市場に供給されることになっています。

しかし、この対策がどこまで効果を発揮するかは未知数。
専門家の中には「一時的に下がるかもしれないけど、元の価格には戻らないのでは?」という意見もあります。

では、私たちにできることは?

✅ 節約しながら、賢く食材を選ぶ!
(お米だけでなく、パンや麺類もうまく活用)
✅ 地産地消を意識する!
(地域のお米を買うことで、農家の応援にも!)
✅ 食料問題について学び、考える!
(社会や経済の授業とリンクするので、身近なニュースとして捉える)



まとめ

📌 お米の価格高騰は「需要と供給」「円安」「天候不順」などが原因
📌 政府の対策(備蓄米放出)はあるが、効果は限定的かも?
📌 家計、外食産業、日本の農業に幅広く影響を与える
📌 私たちも、食の選択や経済の仕組みを意識していくことが大切!

食の問題は、日本の未来にも関わる重要なテーマです。
学校で学ぶ社会や経済、地理、理科とも密接に関係しているので、ぜひこの機会に考えてみてください!

最後まで読んでくれてありがとう!
また次回のブログでお会いしましょう✨

▶︎お知らせ一覧へ