2025年6月27日
「高校無償化ってことは、授業料もゼロで通えるってこと!? やったー!」
…と思っているそこの君、ちょっと待った!実は、無償化=完全無料というわけではないんです。
今回は、高校無償化の仕組みと「実際にどこまでお金がかからないのか?」を分かりやすく解説しながら、「結局いくらぐらい必要なの?」という保護者の方の疑問にもお答えしていきます!
1. 高校無償化の仕組みとは?(生徒向け)
まずは基本から。「高校無償化」って聞くと、すべての高校生が無料で学校に行けるようになると勘違いしがちですが、実際は「授業料の支援制度」なんです。
2025年度からは、これまで年収910万円未満の家庭が対象だった無償化の制度が、1030万円未満に拡大される予定。つまり、ある程度の年収がある家庭でも授業料は実質タダになるというわけです。
ただし、ここで大事なのが「授業料は免除されるけど、ほかの費用はかかる」ということ。
「タダじゃん!」と喜んでいた生徒たちは、この事実に「え、そうなの?」と驚くことでしょう。
2. 授業料は無料だけど…何がかかるの?(保護者向け)
さて、授業料がタダになっても、高校生活には意外とお金がかかるのが現実です。
例えば、以下のような費用は別途必要になります。
✅ 教科書代・教材費 → 公立高校でも年間2〜3万円ほど
✅ 制服・体操服代 → 新品を揃えると5〜10万円
✅ 修学旅行費 → これまた学校によるけど、10万円前後かかる場合も
✅ 部活動費 → 運動部だと年間5万円以上、遠征費がかさむことも
✅ 模試・検定費用 → 受験を考えているなら模試代や英検の費用も追加
これらを合計すると、公立高校でも年間10〜20万円はかかる計算になります。
「授業料が無料なら助かるけど、意外と色々かかるのね…」
と思った保護者の皆さん、その通りです!
3. 私立高校はどうなる? 実際にいくらかかるの?
私立高校の場合、無償化の対象になっていても補助額には上限があるので、差額は自己負担になります。
•私立高校の授業料 → 年間60万円前後
•無償化の補助額 → 39.6万円(2025年度からは46万円に拡大)
•自己負担額 → 約15〜20万円
さらに、私立は制服や修学旅行、部活費用も高めなので、年間30〜50万円以上の支出は覚悟しておいた方がいいでしょう。
「無償化の対象だから、私立でも負担ゼロ!」というわけではないので、進学を考えている方はこの点も要チェックです。
まとめ:「無償化だから安心!」と思わず、計画的な準備を!
高校無償化は「授業料の支援」なので、学校生活に必要な費用はしっかりかかることを忘れずに。
特に受験を控えている中学生や、その保護者の方々は、「うちはどれくらい準備が必要か?」を今から考えておくことが大切です。
「えー!結局お金かかるじゃん!」と思った生徒たちもいるかもしれませんが、大丈夫。
しっかり計画を立てておけば、無駄な出費を抑えつつ、充実した高校生活を送ることができますよ!
そして、勉強面の準備もしっかり進めておきたいですよね?
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高校進学のスタートダッシュを切るためにも、今できる準備をしっかり整えていきましょう!