2023年10月14日
青森県の皆さまこんにちは。青森県家庭教師協会・KATEKYO青森です。
今日は、小論文を書く際にちょっと注意しておきたい点についてお話させて下さい。
小論文を書く際に、その事象を是とするか非とするか述べる必要がある事も多いです。
その時に少し注意しておきたいのは「自分にとって自明な事ほど記述が薄くなる」という傾向がある点です。
話は少し変わって、倫理などで登場する哲学者のカントのいう「定言命法」というものがあります。
簡単に言えば、前提や条件なく「~せよ」という命題の事を指します。
一方で「~ならば~せよ」という仮定や条件が前に来るものを「仮言命法」と言います。
具体的に言うならば「人に迷惑をかけてはいけない」が定言命法であるのに対して、「成績を上げたければ、勉強しなさい」が仮言命法に当たるといえます。
小論文を書く際に注意したいのは、自分の中で「定言命法」化している事柄について論ずる時です。
人はどうしても「当たり前」だと考える事に対しては記述が薄くなってしまいます。その点に注意しましょうという事なのですが
少し長くなりましたので、続きは次回に譲ります。
書いた人:むつ事務局 S
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