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KATEKYO学院青森からのお知らせ

2023年12月5日

おせち料理

皆さんこんにちは、青森県家庭教師協会・KATEKYO青森です。


今年もあっという間に12月を迎えてしまいました。
大雪も解け、春が来たと思ったら猛烈な暑さの夏が来て、
秋らしい時期が少ないまま、雪が降り出しました。
この調子でいくと、すぐに大晦日、お正月」が来そうです。

お正月といえば、テレビ通販でもしきりに「おせち料理」を
取り上げていますね。家族でのんびり料理をつつくのも
楽しいものです。今回のコラムではおせち料理に込められた由来と
意味を代表的なもので確認したいと思います。
数の子
ニシンの卵の数の子は、卵の数が多いことから子孫繁栄を意味し、「春告魚」と書くニシンは縁起がよい魚とされ、さまざまな祝いの席にも出されます。また、ニシンに「二親」の字を当てて、両親の長寿も祈願しています。
田作り
田作りは、カタクチイワシの肥料で米が5万俵も収穫できたことに由来し、「五万米」と書いて「ごまめ」と呼ぶこともあります。
かまぼこ
かまぼこの形状が日の出に見えるため、古くからおせちにふさわしい食材とされています。紅白のかまぼこは、紅が「魔よけ」や「慶び(よろこび)」、白が「神聖」や「清浄」を表す縁起物です。
伊達巻
伊達巻は、もともと長崎県の「カステラかまぼこ」と呼ばれる料理です。伊達巻の名は、しゃれた身なりをした「伊達(だて)もの」の着物に似ていることに由来します。巻いた形状が書物や掛け軸を連想させるため、知性や文化の発展、学業成就の願いが込められています。
昆布巻
「喜ぶ」と関連づける昆布は「広布(ひろめ)」とも呼ばれ、「広める」につながる縁起物として使用されます。また、「こぶ」に「子生」の当て字をして子孫繁栄も祈願します。

栗きんとん
きんとんの名は中国のまんじゅうの「餛飩(こんとん・こんどん)」に由来し、後に「金団」の文字を当てたといわれます。鮮やかな色が小判や金塊に似ているため、金運の上昇を願っていただきます。

七福神の恵比寿様が手にする鯛は「めでたい」につながる縁起がよい食材で、おせちでは切り身を重箱に詰めたり、「尾頭(おかしら)つき」を別の皿に盛りつけたりします。
ブリ
ブリは成長にともなって名前が変わる「出世魚(しゅっせうお)」と呼ばれ、おせちでは立身出世を意味します。関東では「ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ」の順に呼び名が変わります。
海老
「海老」の漢字は、長いヒゲを老人に例えたことに由来します。加熱した海老は腰が曲がった形になるため、長寿の象徴とされています。また、海老の飛び出した目を「目出たし(めでたし)」、脱皮を繰り返す様子を「生まれ変わる」として多くの祝い事に用いられます。

いかがでしたか。
由来や意味を知れば、たた食べる以上においしくいただけそうです。



書いた人:弘前事務局 髙橋



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