2024年5月7日
皆さんこんにちは、青森県家庭教師協会・KATEKYO青森です。
今日は頑張っているのだけれど成績が上がらないケースの原因の一つについてお話させて頂きます。
「一生懸命やってるんだけれども…」「一日〇時間は机に向かっているのに…」というお話はよく耳にします。
当然、成績の阻害要因は様々考えられるので一概に断言する事は難しいのですが、
それでも勉強において「手段が目的化」してしまった故に、伸び悩んでいるケースは比較的見受けられます。
当然の事ながら勉強の目的は「成績を上げる事」が挙げられるかと思います。
その手段として、学校や塾の宿題、生徒さん自身での自学がある訳です。
この目的を見失ってしまった勉強というのは往々にして無意味に近いものになりがちです。
例えば、非常に分かりやすい例として小学校の漢字の書き取りという宿題があったとします。
これは「漢字を覚える為に(目的)沢山の漢字をかく(手段)」という構造な筈ですが、
実際には多くの生徒さんや、遙か過去の私自身も、実際には先ずは偏や冠を先に大量に書いてしまってから旁を後に書くというやり方をしています。
これこそがまさに「手段の目的化」に当たると思います。
いつのまにか「漢字を沢山書くため(目的)流れ作業的に書く(手段)」という事になっています。
その結果、漢字嫌いが大量生産されてしまう訳です。
こう云った勉強方法は、社会のワークの解答だけ覚える、穴埋めの問題や英単語を順番通りに覚えるなど私が目にしたケースだけでも例を挙げればきりがありません。
このような事例ではやはり、「机に向かっている時間ほど成績が伸びない」という事態になりやすいです。
「自分が今している学習は、何が目的なのか」という事を常に自問自答しながら、学習のスタイルを作り上げていきましょう。
書いた人:むつ事務局 S
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