2024年8月8日
皆さんこんにちは、青森県家庭教師協会・KATEKYO青森です。
日本人にはおなじみの鶴亀算。
小学校で学んだ人も多い事かと思います。
ところで、この「鶴亀」は何に由来するのかご存知でしょうか?
鶴亀算の歴史自体は古く、5,6世紀ごろの中国の書物『孫子算経』に見る事ができます。
ただし、この中で使われているのは「鶴亀」ではなく、「雉と兎」です。
つまり、元々は「鶴亀」ではなかったことが伺えます。
また、日本の記録では岩手県遠野市・鞍(くら)迫(はさま)観音(かんのん)の算額(寛保3年(1743))が有名でしょうか。
ここで使われているのも「雉と兎」です。
「鶴亀」に置き換わるのはもっとあと。60年以上を経た文化12年(1815)のことです。
このように、我々の身近なモノも歴史を紐解いてみると、意外な事実を発見することがあります。
受験勉強やテスト勉強の良い気分転換になるので、何か気になったら是非、深堀してみて下さい。
書いた人:弘前事務局 T
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