2023年8月5日
青森県の皆さま、こんにちは。青森県家庭教師協会・KATEKYO青森です。
今回は前回の心算算①の続きになります。
中一数学の幾つ目かの山の一つに「方程式の利用」があります。Xを使った式の文章題ですね。
例)太郎君はリンゴとミカンを合わせて10個買いました。リンゴは一個250円でミカンは一個150円です。全部で1900円しました。リンゴとミカンをそれぞれ何個買ったでしょうか?
こういった問題をxを使った立式に頼らずに解く方法があります。数学嫌いの生徒さんはこういった入口から苦手意識を払拭していくのも一つのやり方になるかと思います。
手順①
全て安い方を買った心算(つもり)になる。この問題なら10個×150円=1500円です。
手順②
かかった金額と比べて今手元に幾ら残っているかを考える。この場合は1900円-1500円=400円です。
手順③
安いミカンを一個返品してリンゴと交換してもらう心算になる。その時にいくら追加でお金を払う必要があるかを考える。この場合は250円-150円=100円です。
手順④
手元に残っている400円で、100円追加料金のかかるミカンとリンゴの交換が4回出来るので、リンゴは4個手に入る。残ったミカンは6個となる。
これを「買ったつもり、返品したつもり」で計算を進めて行くので私は「心算算(つもりざん)」と呼んでいます。実はいわゆる「過不足算」の問題にも応用が効くやり方です。
数学の勉強方法から考えると少し邪道かも知れませんが、入口は何であれ解ける事が自信に繋がり、自信が前向きな気持ちを呼び込むという事もあります。
数学苦手な生徒さんは、参考にして貰えればと思います。
書いた人:むつ事務局 S
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