2024年9月15日
皆さんこんにちは、青森県家庭教師協会・KATEKYO青森です。
秋の味覚といえば、みなさんは何を思い浮かべますか?
柿、梨、ぶどう、そして栗、松茸などでしょうか。
でも、私は圧倒的にサンマです!秋刀魚と書くくらい、秋の代名詞だと思います。
そのサンマですが、近頃はスーパーにも並ぶようになってきましたが、
少し不満もあります。それはサイズが小さく、値段が高いということです。
サンマはここ数年漁獲量が大きく減っています。秋の味覚サンマは値段が安い庶民の魚のイメージがありますが、ここ数年漁獲量が減ったことで値段が上がり、気軽に手を出しにくい魚になっています。ホッケなんかもそうですね。
全国のサンマの水揚げ量は、2008年の34万3225トンをピークに年々減少しています。2015年からは減るペースが加速し、前年は1万7910トンと4年連続で過去最低を記録しています。
原因として考えられるのは、本来ならばまっすぐに流れる黒潮が大きく南に迂回する黒潮大蛇行に伴い、三陸沿岸の海水温の上昇がサンマの不漁につながったのではないかということです。朝のワイドショーでも大学教授が説明してますね。ここ最近の異常気象も偏西風と海流の大蛇行が原因だと話していました。
従来、サンマは北からの親潮に乗って、秋ごろから水温15度前後の海域に沿って三陸沿岸まで移動していたそうです。しかし、水揚げ量がピークの8分の1となった2019年ごろから、黒潮大蛇行の影響で蛇行した後の温かい海流が三陸沿岸に北上し、サンマは温まった三陸沿岸の海域を避けるように冷たい水のある沖合を南下しました。
その結果、これまでの漁場ではサンマは採れず不漁につながっている可能性があるということです。最近は暖流が北上し、函館でブリが大漁だったりしています。徐々に地域の特産物が変わっていってしまうかもしれません。環境に関心を持っていきましょう!
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