2024年9月17日
皆さんこんにちは!
青森県家庭教師協会・KATEKYO学院です。
今回は、非制限用法で使われる関係代名詞whichについてお話しします!
非制限用法とは、関係代名詞の前にコンマを置いた[, which]や[, who / whom]の形を指します。
[, who / whom]の場合は通常通り直前の名詞を修飾しますが、[, which]に関しては必ずしもそうとは限りません。
以下に様々なパターンを紹介いたします。
①直前の名詞を修飾
My favorite band is Oasis, which reunited this August.
[私の好きなバンドはオアシスで、今年8月に再結成した。]
通常通り、直前の名詞を修飾しています。
ただし非制限用法では、修飾先の名詞は固有性や特定性を持っていることが原則です。(Oasisというバンドは世界に1つしかない)
②補語を修飾
Oasis' reunion seemed false, which it wasn't.
[オアシスの再結成は嘘のように思えたが、そうではなかった]
直前に名詞がなく、which節の補語が欠けている場合はカンマ以前の補語を修飾します。(今回はfalse)
③カンマ以前の文を修飾
Oasis reunited this August, which made me super happy.
[オアシスは今年8月に再結成され、私はとても嬉しかった]
修飾先が直前の名詞でも補語でもない場合は、
カンマ以前の文の内容(Oasisが再結成したこと)を修飾する形になります。
④前文を修飾
Oasis' iconic performance at Knebworth in 1996 drew over 250,000 fans.
Which solidified their status as one of the biggest bands of the era.
[1996年のネブワースでのオアシスの象徴的なパフォーマンスは、25万人以上のファンを魅了した。
これにより、彼らはこの時代最大のバンドのひとつとしての地位を確固たるものにした]
前文の内容を修飾するケースがあります。
会話体の文章で、話し相手の発言に情報を付け足す形で用いられることも多いです。
今回の内容が皆さんの勉強に役立てば幸いです。
ご一読いただきありがとうございました!
書いた人:青森中央事務局 T.K.
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