2024年10月3日
皆さんこんにちは、青森県家庭教師協会・KATEKYO青森です。
暑かった夏もやっと終わったのか、最近は急に気温が下がり、
すっかりと秋めいてきました。
秋になると、木々の葉は、赤や黄に美しく紅葉します。
青森県では、八甲田山や奥入瀬渓流などの紅葉が有名ですね。
では、緑色の葉がどうしてこの時期に紅葉するのでしょうか?
中学2年の理科では、
葉の緑色の部分である葉緑体で光合成が行われると学習しましたね。
日光の光エネルギーと二酸化炭素、根から吸い上げた水分を利用して
身体を構成するための有機養分を作り出します。
春から夏にかけての日照時間が長い時期には、
植物は大量な光エネルギーを利用することができます。
よって、盛んに光合成を行い、ぐんぐんと成長していきます。
しかし、秋になり、日が短くなると光合成の効率も低下してしまいます。
すると、私達動物と同様に、植物も冬支度を始めます。
まず、光合成を行うための葉っぱと植物本体との間に仕切りのようなものを作り、
葉っぱの葉緑体の緑色の色素を、赤や黄色へと変化させていきます。
その結果、葉っぱは落葉し、冬支度の完成です。
光合成をすることよりも、
植物本体の生命を次の春まで維持することを優先すると言われています。
このような植物の仕組みが、秋の山々を赤や黄色へと紅葉させているのです。
この秋は、地元の紅葉の名所を巡って、赤や黄色の木々を楽しんでみませんか?
書いた人:青森事務局 honda
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