2024年11月7日
皆さんこんにちは、青森県家庭教師協会・KAKEKYO青森です。
今日は青森浪打校教務主任の直井が担当します。
生徒さんと話をしていると、「読書をしろと言われても、何の本を読めばいいかわからない」
と相談されることがあります。
高校受験でも大学受験でも、「物語文の読解」は避けては通れない単元。
読書スピードの向上のためにも、ぜひ読書はチャレンジしてみてほしいです。
というわけで、前回に引き続き、私が学生時代に読んでいた小説をご紹介します。
『探偵ガリレオ』(東野圭吾)
著者の東野圭吾さんは日本を代表するサイエンスミステリー作家ですね。
色々な代表作品がありますが、学生のみなさんにおススメするのは
一番オーソドックスな『探偵ガリレオ』。
2007年から福山雅治さん主演でドラマ化・映画化もされています。
『探偵ガリレオ』はシリーズ化しており、現在では第10作『透明な螺旋』まで続いている
超人気推理小説です。
『探偵ガリレオ』は天才物理学者、湯川学を主人公とする推理小説。
刑事の草薙に依頼されて、一見不可解で超常現象的な事件を科学によって解決していきます。
推理小説なので読解力はもちろん、科学の知識も得られるので
あまり読書をしたことがなくて困っている理系志望の学生に特におススメです。
大学のオープンキャンパスに行ったときに、この作品のトリックで使われた科学技術が
研究発表されていたときは、ワクワクして傾聴したことを覚えています。
そしてこの作品の一番の良いところは短編小説であること。
数百ページの小説に何度も挫折してきた私でも、寝る前に10ページくらい読む、を繰り返して2,3日で1話を読めますし、特に興味が沸いた話は一気に1日で読破できるなどと、
「自分でも読書できるじゃん!」と前向きな気持ちにしてくれる分量がとても良かったです。
個人的には直木賞受賞作のシリーズ3作目『容疑者Xの献身』を読了したときの感情は今でも忘れられません。科学を極めていく者には、ぜひ読んでほしい作品です。
書いた人:青森東事務局 直井
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