2024年12月8日
皆さんこんにちは、青森県家庭教師協会・KATEKYO青森です。
数学で確率を指導する際に、生徒さんに「くじって先に引いた方が有利?後に引いた方が有利?」と聞く様にしています。
一定の割合の生徒さんが「先に引いた方が有利」と答えます。
「ほお、だったらどっちが先にくじを引くかをくじで決めないといけないね。」と返すと、
「え?もしかして一緒なんですか?」となる事が意外と多くあります。
皆、「くじが平等」という事を生活の知識として知っていても、それが確率の問題として聞かれた瞬間に何か難しく考えてしまうようです。
言葉を換えると「くじは平等」という今までの生活で培った知識と「確率分野でのくじ」の知識が自分の中で連結しておらず、言うなれば「知識の孤立」状態になっているのではないかと予想されます。
分野を変えて言えば、中学数学の図形の平行四辺形の面積比の問題は、全体の面積を「60」と仮定して解くと楽に解ける問題が多いです。
その理由は「60」が二桁の整数としては、非常に約数が多い=公倍数になりやすいからです。
これも勘の良い生徒さんだと少しの助言で、メソポタミア文明の60進法や一周が360°である理由と関連づけて理解してくれます。
この知識を連結していくという作業が、最近話題の「メタ認知能力」の萌芽になるように感じます。
皆さんも自分で勉強する際にはこの「知識の連結」というものを少し意識してみましょう。
もしかしたら、これまでと少しだけ見え方が変わってくるかもしれませんよ。
書いた人:むつ事務局 S
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