2025年1月6日
皆さんこんにちは、青森県家庭教師協会・KATEKYO青森です。
子どもにとって、お正月の楽しみは何といってもお年玉ですよね。
なぜお年玉といい、どんな意味があるのでしょうか。実は、お正月
行事本来の深い意味があるのです。
現在のお年玉はお金が主流ですが、もともとはお餅でした。お餅は
生きる力、気力を意味する「魂」を象徴するものでした。昔は、年の
初めに年神様から新年の魂を分けていただく、つまり、毎年一年分の
力を授かると考えられていたのです。
では、どうやって魂を分けていただくのでしょうか。鏡餅が年神様の
依り代となるとされていて、家にいらした年神様は鏡餅同様に餅玉に寄
り付きます。すると、餅玉には年神様の「御魂」(みたま)が宿ります。
この年神様の御魂が宿った餅玉が、その年の魂となる「年魂」です。そ
して、その餅玉を、家長が家族に「御年魂」「御年玉」として与えたの
が、お年玉の由来とされています。
この餅玉を食べるための料理が「お雑煮」で、餅を食べることで体に
魂を取り込みました。なので、お雑煮には必ず入っています。
それ以外にも、年の賜物(たまもの)であるために、「としだま」という
説もあります。
お年玉がいつから始まったのかは諸説ありますが、江戸時代には庶民に
も浸透していたといわれています。お年玉の風習は、明治、大正、昭和と
受け継がれていきましたが、昭和30年代後半の高度経済成長期の頃から、
都市部を中心にお餅からお金が主流になっていき、贈る相手も専ら子供に
なったと言われています。
このような意味や経緯を踏まえると、気持ちを込めてお年玉のやり取り
ができるかもしれませんね。
ああ、誰か私にも、お年玉くれる人いないかな。
書いた人:むつ事務局 まさ獅子
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