2025年2月21日
こんにちは。
今年の冬は大雪ですね。
シベリア大陸側から日本列島へと吹く冬の季節風は、
日本海を通過するときに、多くの水蒸気が供給され、
それが日本列島にぶつかり上昇気流が生じることによって、
雪雲が発生し、日本海側の地方に雪を降らせます。
これは中学2年理科で、
【上昇気流で空気が上昇すると、空気が膨張し、気温が下がり、
露点に達することによって、水蒸気は水滴に変わり、
雨や雪となって降水となる】と学習しましたね。
また、【空気が上昇し、膨張するのは大気圧が小さくなる】からでしたね。
では、なぜ空気が膨張すると温度が下がるのでしょうか。
今までよりも圧力小さくなるということは、
水蒸気の入っている空間が広くなり、
今までの体積よりも大きくなるということです。
その体積を維持するために、空気の分子はエネルギーを費やすため、
空気自体の温度は下がるという仕組みです。
この温度低下によって、空気中の水蒸気は冷やされ水滴となり、
雪や雨となって日本海側振ることになるのです。
今年の日本海側の大雪は、大雨を降らせる原因ともなる
線状降水帯の発生によるものと言われていますが、
そのほか地球温暖化による海水温の上昇など様々な要因があると
言われています。。
中学理科に関心を持ち、高校での生物、化学、物理などの分野への
興味に繋がってほしいと思います。
書いた人:青森事務局 honda
↓お近くの教室はこちらからお探しください↓
青森古川校(青森事務局)のトップページはこちら
弘前駅前校(弘前事務局)のトップページはこちら
本八戸駅前校(八戸事務局)のトップページはこちら
十和田校(十和田事務局)のトップページはこちら
五所川原駅前校(五所川原事務局)のトップページはこちら
むつ新町校(むつ事務局)のトップページはこちら
三沢校(三沢事務局)のトップページはこちら
青森浪打校(青森東事務局)のトップページはこちら
黒石駅前校(黒石事務局)のトップページはこちら
青森観光通り校(青森中央事務局)のトップページはこちら