2025年3月29日
皆さんこんにちは。KATEKYO青森です。
テストや受験では〇〇を意味する言葉は?といった語句や単語を記述させるような問題が出たりしますよね。
そのような問題はそもそも覚えていなければ答えようがないので、そういった問題に対しては暗記をする作業が必要です。
日頃から私自身は記憶力が乏しく、あれってなんだっけ?となる事が多いのですが、それに反して30年も前に受験のために暗記(暗唱)した現代文の助動詞18個は未だに全て意味まで覚えていたりします。
(これを読んでいる皆さまも普段全く使っていないけど九九は暗唱できたりしますよね)
今日は物を覚える作業(暗記)の方法と忘れない為の復習の最適なタイミングについてお話ししたいと思います。
新しいことを覚える際の一番の問題は「一回覚えたことでも時間が経つと忘れてしまう」ことだと思います。
皆さんも過去に、覚えたことを忘れないようにと何度も覚える作業をし気持ちが萎えてしまったことがあると思います。
少しでもその繰り返しの作業を減らすために良いと言われている方法は
①書くだけでなく口にも出して覚える
②関連したものと一緒に覚える
③人と競って覚える
④同じ情報に繰り返し触れる
⑤自分の言葉に置き換えて覚える(語呂合わせも◎)
⑥暗記は寝る前に行う
などがあります。
①書くだけでなく口にも出して覚える
例えば小学校の2年生の際、九九は何度も口に出して覚えたと思います。
大人になった今も覚えているという方がほとんどだと思います。
その意味で長期記憶にもつながっていると言えるでしょう。
②関連したものと一緒に覚える
例えば高校英語で出てくる英単語 lie 横たわる(自動詞) lay 横たえる(他動詞)はまとめて覚えておくとよいでしょう。他動詞 lie の過去形が lay なので訳し間違えてしまいがちですが、目的語があればそれは他動詞なので「横たえた」と訳しましょう。
また、アメリカの五大湖はスペリオル湖、ミシガン湖、ヒューロン湖、エリー湖、オンタリオ湖、のように一緒に覚えてしまいましょう。
③人と競って覚える
私が中学校の時には次の授業までに百人一首を10個覚えてきなさい、という宿題が出たことがあります。その時はクラスの子と一緒に競い合うように覚えたところ、あっという間に10個を覚えることができました。遊びのように楽しみながら出来たというのが大きいですね。ちなみにその時の私は何故か(覚えることが楽しくなってしまい)友達を驚かせてやろうと家で暗唱を繰り返し、80個くらい覚えてテストに臨み先生に驚かれました。ただし継続して覚える作業をしなかったので今は10個も覚えていないです。
④同じ情報に繰り返し触れる
↑で触れましたが忘れる前に覚え直す作業をサボると脳に定着せずに忘れてしまいます。逆に言えば忘れる前に覚え直すことで長期記憶に残すことができます。
記憶実験で有名な「エビングハウスの忘却曲線」によると
記憶の保持率:
経過時間: 20分後 58%
経過時間: 60分後 44%
経過時間: 90分後 35%
経過時間: 1日後 34%
経過時間: 2日後 27%
経過時間: 6日後 25%
経過時間: 31日後 21%
となっています。
※ここでの「節約率」とは、一度覚えた内容を覚え直す際に必要な時間や労力をどれくら節約できるか、という事を表しています。例えば節約率60%だとすると、10回書いて覚えられたことを覚え直す際には4回で済む、ということです。
一般的に覚え直す作業は
1回目:その日のうちに
2回目:1週間後
3回目:1か月後
にすると良いという事です。もちろん人によっては2回で済んだり、4回目の覚え直し作業が必要です。
⑤自分の言葉に置き換えて覚える(語呂合わせも◎)
英単語のcollege(大学)をコレッゲと覚えたり(私のオリジナルです)
1492年 コロンブスが西インド諸島を発見 を意欲に(1492)燃えるコロンブスと覚えたりすると忘れづらいと言われています。
⑥暗記は寝る前に行う
脳科学では寝る前が暗記を行う良い時間帯だと言われています。
同様に朝起きてすぐの時間帯も暗記に適しているそうです。
少しでも楽に覚えられるよう参考にしてみてください。
書いた人:青森事務局 大坂
↓お近くの教室はこちらからお探しください↓
青森古川校(青森事務局)のトップページはこちら
弘前駅前校(弘前事務局)のトップページはこちら
本八戸駅前校(八戸事務局)のトップページはこちら
十和田校(十和田事務局)のトップページはこちら
五所川原駅前校(五所川原事務局)のトップページはこちら
むつ新町校(むつ事務局)のトップページはこちら
三沢校(三沢事務局)のトップページはこちら
青森浪打校(青森東事務局)のトップページはこちら
黒石駅前校(黒石事務局)のトップページはこちら
青森観光通り校(青森中央事務局)のトップページはこちら