2025年8月22日
皆さんこんにちは、青森県家庭教師協会・KATEKYO青森です。
文部科学省が公表した全国学力テストの結果では、「知識はあっても活用できていない」という実態が浮き彫りになりました。
たとえば、小学6年生の「数直線に分数を表す」問題の正答率は35.4%、理科の電気回路に関する問題も43.1%。つまり、知識そのものよりも“使いこなす力"に課題があるという結果です。
私たち塾講師も、日々の指導の中で同じような場面に出くわします。覚えた公式は使えるけれど、少しだけ聞かれ方が変わると手が止まってしまう。なぜこの式を使うのか、そこを考える時間が足りていないのです。
でも、それは子どもたちのせいではありません。学校も塾も、正解を早く出すことばかり求めてきた大人側の都合でもあります。時間をかけて悩む経験が、学力を深めるのに必要だと分かっていながら、つい急いでしまうのが現場の実情です。
今回のテスト結果を「子どもたちの力不足」と見るのではなく、「教える側の課題」として受け止め直すことが、これからの指導に必要なのだと思います。
私たち講師も、試行錯誤の連続です。けれど、考える力は育てられると信じています。教えすぎず、でも放り出さず。その間を探り続けることが、今の現場には求められている気がします。
書いた人:十和田事務局 ネモフィラ
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